教え込まない指導|ガウディア秋のキャンペーン実施中!
こんにちは!
「わかる」を増やして
「できる」に変える
“成績アップサポーター” の
斉藤亘です。
皆さんは、
「魚の釣り方」のお話を
聞いたことはありますか?
「魚を与えるよりも、
魚の釣り方を教える」
という言葉。
魚を与えるだけではなく
魚の釣り方を教えれば、
教えられた人は飢えることなく
自活していける…
といったような内容です。
これをそのまま
勉強に当てはめれば、
「答えを与えるよりも、
答えの求め方を教える」
とでもなるでしょうか。
問題が解けない生徒に対して
答えを与えるのは簡単です。
模範解答を渡すなり、
「答えは4だよ」などと
伝えてしまえばいいのですから。
しかしこれでは、その生徒には
何の成長もありません。
わからない問題から
一時的に解放されただけ。
また次に同じような問題が
出てきたときに、
同じように手が止まって
しまうことでしょう。
そうならないためにも、
「魚の釣り方を教える」
「問題の解き方を教える」
ことが重要になってきます。
先ほど
「答えを与えるよりも、
答えの求め方を教える」
と書きましたが、当教室
(一進ゼミナール・ガウディア)
では少し異なります。
「答えの求め方がわかるまで
生徒に寄り添って考える」
あるいは
「まずは答えの求め方の
ヒントだけを教える」
ことを心がけています。
具体例を挙げてみます。
12-4×2
という計算問題。
先に12-4をしてしまう
というのはよくあるミスです。
そんなときに、
「かけ算を先にするから
4×2のところは8で
12-8になるから
答えは4だよ」
などと教えるのは、
まさに魚だけを与えている
一番ダメな例です。
「どう? わかった?」
なんて付け足したらもう最悪。
生徒は問題が解けたと錯覚して
「わかりました」
と答えることが時々あるので、
何の解決にもなりません。
むしろ、できたと思っていたのに
テストでは解けなかった、という
事態を招いてしまいます。
一方で、
「かけ算を先にするんだよ」
というのは、
答えの求め方を教える例です。
生徒を答えに導いているので、
特に問題ないように見えます。
しかしこれでは、
答えの求め方を
自分で思い出せた
という体験につながりません。
結局、答えの求め方を
他人(先生)任せで思い出した
に過ぎないのです。
生徒の
思い出す機会
自分で考える機会
を奪ってしまいかねません。
だからこそ当教室では、
「答えの求め方がわかるまで
生徒に寄り添って考える」
あるいは
「まずは答えの求め方の
ヒントだけを教える」
ことを大切にしています。
この計算の例で言えば、
「計算の順番のきまりを
思い出してみて」
と声をかけたり、
「たし算・ひき算と
かけ算・わり算、
先に計算するのは
どっち?」
と尋ねてみたりします。
ここで
「かけ算が先だ!」
という言葉が
生徒自身の口から出てくる
あるいは口に出さなくても
頭の中に浮かんでくる
ことがとても大切なのです。
できるだけ教え込まない。
教えるにしても、
生徒が思い出す手助けをしたり
問いかけをしたりする。
そうして生徒に寄り添って
生徒が自分で考えるように
導くことが、
「ぼくはできるんだ!」
「わたしはできるんだ!」
という自信
「次も自分で考えてみよう」
という意欲
さらには
自己解決能力の向上
にもつながることと思います。
保護者の皆様も、
お子様が自分で考える機会を
大切にしてあげてください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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