「わかる」を「できる」に変えるには?
こんにちは!
「わかる」を増やして「できる」に変える、“成績アップサポーター” の斉藤亘です。
今回は「わかる」を「できる」に変える方法についてお伝えします。
私は料理番組を見るのが好きです。
昔から放送している長寿番組「3分クッキング」、
25分間じっくり楽しめる「きょうの料理」、
古いところでは、テーマソングが懐かしすぎる「金子信雄の楽しい夕食」、
もし再放送があったらぜひ見てみたい「料理の鉄人」などなど・・・
他の番組内でも、料理コーナーが始まるとつい見入ってしまいます。
そんな私ですが、料理はほとんどできません。
小さいころから、素晴らしい料理の腕を持った方々が出演している料理番組をこんなにたくさん見まくっているというのに!
なぜ料理が上手くならないんでしょうか???
・・・はい、理由は誰の目にも明らかですね。自分で料理しなければ上達できるはずがありません。どんなに優れた料理番組でも、それをただ見ているだけで誰でも料理上手になれるなら苦労しません。
もちろん料理の経験が全くないわけではなく、たとえば学校の調理実習でホイコーローを作った記憶はあります。しかし、その一回だけでいきなりホイコーローを極めたり、なぜか自然にチンジャオロースーまで作れるようになったりすることは絶対にあり得ません。
これは以前お伝えした「見たり聞いたりして『なるほどね』と思うだけ」「手順を見ながらであれば料理を作れるだけ」の状態、つまり「わかるだけ」の状態で止まってしまっているわけです。
料理上手になるには、同じ料理でもくり返し作ることで完成度を高めていったり、様々な料理の経験を積んでメニューの幅を広げていったりすることが必要でしょう。
これは勉強でも同じことです。
学校の先生や私たち塾講師がどんなに優れた授業をしたとしても、生徒の皆さんがそれをただ見ているだけ、聞いているだけでは学力が向上するはずがありません。
また、一回解いただけではその問題を極めることはできませんし、他の問題まで勝手に解けるようになることもあり得ません。
だからこそ、
「同じ問題をくり返して、解き方を極める」
「いろいろな問題を解いて、対応力を高める」
といったように、問題演習の【量】と【質】が重要なのです。
学習の【量】と【質】を向上させることで、「わかるだけ」の状態を抜け出して「できる!」の状態に高めることができるようになるのです。
生徒の皆さんに「どんな料理でもおいしく作れる料理人=どんな科目でも高得点が取れる成績優秀者」になってもらうことが、塾の最大の役目であると考えています。
もちろんそうすると、学習時間が大量に必要になってきます。
では、学習時間を確保するにはどうすればいいのでしょうか?
これについては、また次回以降お伝えします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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