「できない」ことを責めるより、「できた」ことを認める
こんにちは!
「わかる」を増やして「できる」に変える、“成績アップサポーター” の斉藤亘です。
突然ですが、お子様が自分の机やリビングで学習した後、机の上に消しゴムのかすが残っていたら、あなたはお子様にどのように声をかけますか?
また別の日、同じように学習した後、今度はお子様が自ら机の上をきれいにしていたらどうでしょうか?
このような場面で声掛けをする際の私なりのモットーが、タイトルにもある通り
「できない」ことを責めるより、「できた」ことを認める
というものです。
たとえば教室での学習が終わった後、机の上の消しゴムのかすをそのままにして帰ろうとした生徒に
「どうして消しゴムのかすをそのままにするの!?」
「きれいにするようにいつも言っているのにわからないの!?」
「なんでこんな簡単なことができないの!?」
なんてことは決して言いません。これは完全に「責める」言葉です。
とはいえ、消しゴムのかすがそのままでいいというわけでもありませんので、
「机の上はきれいにして帰ってね」
などと注意するのはもちろん必要なことです。
(ちなみに私はもう少し違う言い回しで声をかけるようにしていますが、そのあたりのお話は長くなるのでまた別の機会に・・・)
しかし、その注意を聞き入れて消しゴムのかすをきちんと払ってゴミ箱に捨ててくれた生徒に
「きれいにしてくれてありがとう!」
と声をかけるのは、注意することの何倍も大切なことだと思います。
ましてや、こちらから何も言わなくても自ら進んで消しゴムのかすを捨ててくれた生徒に
「きれいにしてくれてありがとう!」
と声をかけるのは、掃除していない生徒に注意することの何十倍も何百倍も大切なことだと思います。
当教室では、お子様を通わせてくださっている保護者様への感謝も、通ってくれている生徒の皆さんへの感謝も、しっかりと言葉にして伝えてまいります。
心地よい空間づくりのために。
笑顔で通える教室づくりのために。
お互いに信頼し合える関係づくりのために。
学力や成績の向上には、教材や学習法や学習カリキュラムももちろん大切ですが、こうした環境づくりもまた欠かせない要素であると考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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